2012年 06月 22日
中間調の世界。 |
いつもすてきなデザインのDMを『生ちらし』でご注文いただく丹羽茶舗さん、今回の展覧会告知のDMもはっとするデザインでご注文いただきました。
今回はまさに『陰影礼賛』、竹籠の中にある色絵の器がほんのり浮かび上がる繊細で斬新なデザインです。
印刷物を写真で撮影したので、微妙な調子が出ないかも。。。
竹角物と色絵のうつわ展
伊藤聡信/おじろ角物展
2012年6月30日(土)〜7月8日(日)
つくり手在店日:6月30日(土)・7月1日(日)
営業時間:11時〜18時
会期中無休
丹羽茶舗
大分県中津市京町1-1530-1 TEL.0979-22-0123
お隣の丹羽茶舗喫茶室もおすすめです!夏メニューが出ているそうですよ(^^)。
学生の頃デッサンの勉強をしたことがあるのですが、デッサンは一番白い調子(紙の白)から黒い1点までの調子で表現することを学びました。例えば石膏デッサンをするとき、光と陰が7:3くらいだと描きやすく、全光と言って光が全面に当たっているところや、逆光、陰の方から描くのは難しいのです。微妙な中間調を描き分けなければ形を表現できないのです。
オフセット印刷のインキは実際に見てみると半透明なのです。CMYKインキの反射率でカラーを表現します。紙に表現するということでは印刷もデッサンも同じく、陰の部分のみのグレーの調子は表現するのがとても難しい色調で、印刷の仕上がりには慎重にならなければなりません。紙の性質によっても反射率が変わり、沈んだ色になったり鮮やかになったりします。
上がマットコート、下がケナフ。
今回の絵柄はケナフでは色の微妙な調子が出ず、マットコートで印刷しました。
今回の印刷では丹羽さんのイメージに近づけ、そのイメージの共有のためにどのようにすれば良いか、電話のやり取りをさせていただきました。イメージという形のないものを共有するのは難しいことですが、丹羽さんにはたいへんご協力いただき、本当にありがとうございました。
>>『生ちらし』ホームページはこちら
>>春日印刷ホームページはこちら
今回はまさに『陰影礼賛』、竹籠の中にある色絵の器がほんのり浮かび上がる繊細で斬新なデザインです。
印刷物を写真で撮影したので、微妙な調子が出ないかも。。。
竹角物と色絵のうつわ展
伊藤聡信/おじろ角物展
2012年6月30日(土)〜7月8日(日)
つくり手在店日:6月30日(土)・7月1日(日)
営業時間:11時〜18時
会期中無休
丹羽茶舗
大分県中津市京町1-1530-1 TEL.0979-22-0123
お隣の丹羽茶舗喫茶室もおすすめです!夏メニューが出ているそうですよ(^^)。
学生の頃デッサンの勉強をしたことがあるのですが、デッサンは一番白い調子(紙の白)から黒い1点までの調子で表現することを学びました。例えば石膏デッサンをするとき、光と陰が7:3くらいだと描きやすく、全光と言って光が全面に当たっているところや、逆光、陰の方から描くのは難しいのです。微妙な中間調を描き分けなければ形を表現できないのです。
オフセット印刷のインキは実際に見てみると半透明なのです。CMYKインキの反射率でカラーを表現します。紙に表現するということでは印刷もデッサンも同じく、陰の部分のみのグレーの調子は表現するのがとても難しい色調で、印刷の仕上がりには慎重にならなければなりません。紙の性質によっても反射率が変わり、沈んだ色になったり鮮やかになったりします。
上がマットコート、下がケナフ。
今回の絵柄はケナフでは色の微妙な調子が出ず、マットコートで印刷しました。
今回の印刷では丹羽さんのイメージに近づけ、そのイメージの共有のためにどのようにすれば良いか、電話のやり取りをさせていただきました。イメージという形のないものを共有するのは難しいことですが、丹羽さんにはたいへんご協力いただき、本当にありがとうございました。
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>>春日印刷ホームページはこちら
by namachirashi
| 2012-06-22 18:12
| 『生ちらし』ポストカードDM印刷