2009年 03月 05日
ヒントのための資料。 |
色の品質管理をカラーマネジメントといいますが、当社がカラーマネジメントに取り組み始めたのは約3年前。デジタル対応システムにしてからです。それまでは色の品質管理をしていなかったかというと、そうではなくて、印刷現場の人の目が基準でした。人の目はとても順応性が高く、その人の色の感性、特性、仕事の環境に左右されてしまいます。
例えば、逆さに見える眼鏡をずっとかけていると、人間は脳の中でそれを正画像として認識するように修正していくそうです。色に関しても同じで、人間の能力が高いからこそ基準がつくれないのです。
そこで、機械的に色の濃度やインキングデータで管理することが、一般的な印刷のカラーマネジメントと言います。
データはパソコンで保管して印刷刷り見本は整理棚へ。
環境、濃度のデータ、トラブルの対処法、刷り上がった印刷刷り見本を、カラーマネジメントをはじめてからデータとして保管しています。機械的に管理しても、人の目はもっと細かい色の調子を見分けるので、基準値通りに印刷すればOKということにはなりません。また、印刷は温度、湿度にも左右される繊細さがあるので、印刷現場の判断が必ず必要になります。
厳密に言うと二度と同じ状況はありえませんが、これらの資料は同じような状況になったときのヒントになります。この仕事のヒントを増やして行くことが、印刷の未来につながると信じて。。。
例えば、逆さに見える眼鏡をずっとかけていると、人間は脳の中でそれを正画像として認識するように修正していくそうです。色に関しても同じで、人間の能力が高いからこそ基準がつくれないのです。
そこで、機械的に色の濃度やインキングデータで管理することが、一般的な印刷のカラーマネジメントと言います。
データはパソコンで保管して印刷刷り見本は整理棚へ。
環境、濃度のデータ、トラブルの対処法、刷り上がった印刷刷り見本を、カラーマネジメントをはじめてからデータとして保管しています。機械的に管理しても、人の目はもっと細かい色の調子を見分けるので、基準値通りに印刷すればOKということにはなりません。また、印刷は温度、湿度にも左右される繊細さがあるので、印刷現場の判断が必ず必要になります。
厳密に言うと二度と同じ状況はありえませんが、これらの資料は同じような状況になったときのヒントになります。この仕事のヒントを増やして行くことが、印刷の未来につながると信じて。。。
by namachirashi
| 2009-03-05 17:51
| 印刷現場より