2008年 12月 16日
『のせ』と『ぬき』について。 |
昨日の『光もの追加計画。』でちょっと触れた、『のせ』『ぬき(けぬき)』について、図でご説明します。
『のせ』印刷とは、下に印刷した絵柄があって、その上にプリントされることで、反対に『ぬき』印刷とは、下は絵柄がなく、紙に直にプリントするということです。
『のせ』については、『K100%はオーバープリント(黒のせ)になります』と同じことですが、K100%は自動的に『のせ』印刷されます。シルバー、ゴールドの特色印刷の場合は、デザインにあわせて『のせ』または『ぬき』を選択する必要があります。
『のせ』について ※上と下は別レイヤーで作成します。
刷り上がりのイメージ 下の絵柄が透いて見えるのが分かりますか??
『ぬき』について ※上と下は別レイヤーで作成します。
刷り上がりのイメージ こちらはシルバーの下は紙の白になります。
図のような、4色カラーの絵柄の上にロゴなどをシルバーで印刷する場合は『ぬき』印刷すると下の絵柄が透けて見えることがありません。ただし、バックの絵柄がベタが多い場合は、インキで紙が少し伸びて、下の白が出る場合があるので、『のせ』にする方法をとる場合もあります。
また、もうひとつ方法として、図のようなロゴの場合、まわりをすこし大きく(ロゴに影響しない程度の線を入れる)して白が出ることを回避することもできます。
『のせ』も『ぬき』もデータを作成している画面上では同じように見えるので、注意が必要です。今回はレイヤーで作成するデータの作り方でしたが、イラストレータの属性でも『のせ』設定があります。この場合は、サーバー上での設定も必要なので、どちらの方法でも、4色印刷+シルバー、ゴールド印刷は、印刷現場と意思の疎通がとても大切な印刷方法なんですね。
印刷現場では『ぬき』印刷のことを、『けぬき』ということがあります。何故でしょう??調査しておきます。。。
『のせ』印刷とは、下に印刷した絵柄があって、その上にプリントされることで、反対に『ぬき』印刷とは、下は絵柄がなく、紙に直にプリントするということです。
『のせ』については、『K100%はオーバープリント(黒のせ)になります』と同じことですが、K100%は自動的に『のせ』印刷されます。シルバー、ゴールドの特色印刷の場合は、デザインにあわせて『のせ』または『ぬき』を選択する必要があります。
『のせ』について ※上と下は別レイヤーで作成します。
刷り上がりのイメージ 下の絵柄が透いて見えるのが分かりますか??
『ぬき』について ※上と下は別レイヤーで作成します。
刷り上がりのイメージ こちらはシルバーの下は紙の白になります。
図のような、4色カラーの絵柄の上にロゴなどをシルバーで印刷する場合は『ぬき』印刷すると下の絵柄が透けて見えることがありません。ただし、バックの絵柄がベタが多い場合は、インキで紙が少し伸びて、下の白が出る場合があるので、『のせ』にする方法をとる場合もあります。
また、もうひとつ方法として、図のようなロゴの場合、まわりをすこし大きく(ロゴに影響しない程度の線を入れる)して白が出ることを回避することもできます。
『のせ』も『ぬき』もデータを作成している画面上では同じように見えるので、注意が必要です。今回はレイヤーで作成するデータの作り方でしたが、イラストレータの属性でも『のせ』設定があります。この場合は、サーバー上での設定も必要なので、どちらの方法でも、4色印刷+シルバー、ゴールド印刷は、印刷現場と意思の疎通がとても大切な印刷方法なんですね。
印刷現場では『ぬき』印刷のことを、『けぬき』ということがあります。何故でしょう??調査しておきます。。。
by namachirashi
| 2008-12-16 19:40
| データ作成上の注意